病気の予防について
犬や猫にもさまざまな予防があります。
 
 
・年1回法律で義務付けられている予防注射です。
・唐津、東松浦地区では4月に各地域で、集団注射があります。
・狂犬病予防注射は当院でも接種可能です。
・唐津市の方は、病院でも新規登録・注射済票交付の手続きも
 出来るようになりました。料金は、変わりません。
 
 
★蚊によって媒介される寄生虫です。蚊がフィラリアに感染されている犬の血を吸い体の中で成長させ、感染していない犬の血を吸う事で感染していきます。

★心臓や肺動脈に寄生します。

★フィラリアを放っておくと、高い割合で亡くなってしまいます。

★月に1度のお薬で予防出来ます。ただし、当院では1度夏を過ごした場合は、去年の予防がきちんとできているかの検査をさせて頂きます。
 

 

 
 
フィラリアのお薬は蚊がフィラリアの感染能力を持ち出した1ヶ月後に飲ませるのが、一番理想的です。 唐津地区では、蚊がフィラリアの感染能力を持つ時期が5〜10・11月と言われています。 ですから、お薬の投薬期間は、6〜11・12月までとなっています。
 
 
・ノミやダニは犬猫の血を吸うだけではありません。
・アレルギー性の皮膚炎など様々な病気をもたらします。
・犬や猫から人に感染する病気もあります。
 
 
実は、ノミの成虫が5匹いたら、近くには未成熟期のノミ(卵、幼虫、サナギ)が95匹もいるといわれています。また、ノミのライフサイクルは梅雨から夏にかけてのピークシーズンでは、最短で12〜14日間、冬季では最長180日と季節や地域によっても変わりますが、温度と湿度に影響を受けます。
 
 
ノミには、卵、幼虫、サナギ、成虫の4つの成長段階があります。また、成長段階により、特徴、生態が違ってきます。
メスノミは多い時には1日に約50個の卵を産みます。
卵は直ぐに動物の周囲に落下し、カーペットや畳の隙間、家具の陰で幼虫、サナギ、そしてノミ成虫になり、イヌ・ネコの体に寄生するのです。
ノミ成虫は宿主を見つけられなければ寿命20日以内と考えられています。成虫は寄生するとすぐに吸血を始め、通常24〜48時間後に体表上で産卵します。ほんの数日間ノミの寄生を見過ごしただけで、多数の卵がばらまかれてしまいます。
 
 
マダニはノミとは違うライフサイクルをもっています。
適切な場所で、宿主になる動物が通過するのをひっそりと待ち受け、強力な爪で、宿主にしっかりと取り付きます。
マダニの寄生は、イヌだけとは限りません。イヌに比べて寄生する数は少ないのですが、ネコにもマダニは寄生します。
日本にいるイヌに寄生するマダニはすべて、3宿主性です。幼ダニ、若ダニが吸血・飽血するごとに宿主から落下し、脱皮後、次のステージのものが、宿主に寄生します。たいてい目につくのは成ダニで、飽血寸前のかなり大きくなったものです。
1匹のメスからは、最大3000〜4000個の卵を産みます。
マダニのライフサイクルの持続期間は種によりバラツキがあり、気候条件、特に温度と湿度、地理的位置、海抜、土質、植生、各発育期における宿主の種類、動物の取り扱いなどが因子となり、年単位でライフサイクルが1周することもあります。
 
 
 
・当院では、10種と5種を用意しております。
・犬には、ジステンバーやパルボウィルス等、 恐ろしい伝染病があります。
・これらは、伝染力・感染力がとても強く、
感染すると、死亡率が高いものが多いです。
・さらに、人間に感染するものもあります。
 
 
☆初めてのワクチン
・生後60日以降の犬に、2〜3回接種をオススメしています。
ただし、開始年齢によって、多少変動します。
・3回接種の場合、60、90、120日の1ヶ月毎の3回接種
・2回接種の場合は生後2〜3ヶ月の間に2回接種をします。
 
 
・当院では、5種と3種を用意しております。
・猫も、犬同様感染すると非常に死亡率が
高い伝染病があります。
 
 
★5種をご希望の場合
白血病にかかっていないかの検査が必要です。
☆初めてのワクチン
・生後2〜3ヶ月の間に2回接種します。
・それ以降の初めてのワクチンもやはり1ヶ月毎の2回接種をオススメします。
 
 
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